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【鉄学しましょ】

SL乗らば大樹!? 村井美樹さん

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 この冬、東武鉄道の「SL大樹(たいじゅ)」に乗ってきました。2017年8月10日から下今市−鬼怒川温泉間で運行を開始したSLです。

 訪れた時は偶然、いちごイベントの最中で、ヘッドマークや客車はいちご模様で飾られていました。12.4キロの距離を36分で走る小さな旅ですが、客車ではアテンダントさんが手作りのパンフレットや3D記念乗車証を配ってくれたり、大樹グッズや黒いアイスの販売があったり、車内でのひとときを楽しませる工夫にあふれています。この日は、イベントに合わせていちごのサービスも! ふと車窓を眺めると、沿線の方々が笑顔で手を振ってくれて、思わずこちらもにっこり。

 下今市駅に到着したら、転車台広場へ。転車台に載ってぐるりと回る大樹。SLの迫力ある姿をさまざまな角度から堪能できて大興奮でした!

 大樹の運行はいくつもの鉄道会社の協力によって実現しました。SLのC11形207号機はJR北海道から、客車の14系はJR四国から、転車台もJR西日本から移設されたものです。ライバル会社の垣根を越えて、SLという鉄道遺産を後世に残そうという試みは胸を熱くさせます。

 東武鉄道の皆さんの心のこもったおもてなしや季節にあわせた数々のイベントは、この地でSLを長く走らせていきたいという強い思いの表れなのかもしれませんね。

 

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