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【鉄学しましょ】

どっちの「駅前」駅? 古今亭駒次さん

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 日本一短い駅名が「津」なら、最も短い前駅名は「駅前」。「どこの駅前だよ!」と言いたくなる、思い切った名前です。愛知県豊橋市の豊橋鉄道市内線の停留所で、いちいち説明しなくても分かるのは、地元住民の利用が中心のチンチン電車ならではの現象といえましょう。

 停留所の近くには、JRや名鉄が乗り入れる豊橋駅と、豊橋鉄道渥美線の新豊橋駅があります。いったいどっちの駅の前なのか、それとも両方なのか、前駅研究家には頭の痛い問題です。歴史をひもとくと、開業は豊橋駅、駅前、新豊橋駅の順なので、どうやら豊橋駅の前だろうということに落ち着きました。

 駅前といっても、豊橋駅から降り立っただけでは見つけることは困難です。駅ビルと道路に挟まれたバス乗り場の脇、ペデストリアンデッキ下の小さな空間に押し込まれています。ただ、駅前大通りからほぼ直角に曲がって、そこにすぽんと収まる感じは、「すぽんと収まる終着駅」ファンとしてはたまりません。

 訪れたのは昼どき。豊橋ギョーザが名物というので案内所に尋ねたら、餃子の王将を勧められました。そりゃうまいけども。結局、東海道線で浜松まで食べにいきました。

 

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