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【鉄学しましょ】

のんびりと絶景満喫 村井美樹さん

写真

 風薫る5月にぴったりの列車があります。その名は「のと里山里海号」=写真。能登半島の七尾−穴水駅を結ぶ「のと鉄道」の観光列車です。車体は「日本海ブルー」と名付けられた濃紺。車内は、能登の伝統工芸の輪島塗や組子細工が美しいパーテーション、能登上布があしらわれた座席などが、能登らしいぬくもりを感じさせます。

 車窓からは七尾湾や里山の風光明媚(めいび)な景色を満喫できます。通常よりもゆっくり運行し、眺望のいい所では一時停止をしてくれることも。海のすぐ近くに広がる水田はちょうど5月ごろは水が張られ、青空を水鏡のように映し出して、まるで海と水田がつながっているみたい…! この時期だけの特別な光景です。

 グルメも充実。土日祝のみ予約制で、すしやスイーツ、地酒が楽しめるプランがあります。おすすめは「寿司(すし)御前プラン」。和倉温泉の名店による「寿司弁当」は煮あわび、ズワイガニ、コハダなど新鮮なネタのにぎりずしが絶品です!

 能登中島駅では途中下車して、鉄道郵便車「オユ10」を見学できます。現存は国内で2両といい、かつて郵便物を運び車内で区分けをしていた面影が残されています。見どころいっぱいの「のと里山里海号」。ぜひ乗ってみてくださいね。

 

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