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【鉄学しましょ】

レトロ車両で旬の味 村井美樹さん

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 毎年、伊勢エビの漁獲量1位を競り合っているのは三重県とどこでしょう? 実は千葉県です! その伊勢エビを使ったグルメ列車「レストラン・キハ」が同県のローカル線いすみ鉄道で土日に運行しています。

 私が体験したのは、1964年製の国鉄形気動車キハ28で本格的な料理を楽しめる「伊勢海老(えび)特急・イタリアンコース」。他にも「お刺身(さしみ)列車コース」などもあります。昭和の薫り漂うレトロな車内は、4人がけの青いボックスシートに特注のテーブルが設置されています=写真。最近、オシャレなデザインのグルメ列車は増えていますが、昔ながらの車両を生かした手づくり感あふれる列車もアットホームでいいものです。

 大多喜駅を出発すると、茂原のイタリアンレストランのシェフが腕をふるった料理が運ばれてきます。外房の海の幸や旬の野菜をたっぷり使ったランチは、どれも新鮮でおいしい。そしてメインの伊勢エビ料理! 魚介のうま味が染み込んだソースに絡めていただきます。うーん、ぜいたく…。

 2時間半かけて大原−上総中野間を往復し、再び大多喜駅へ。緑が美しい車窓風景に癒やされながらの優雅なひととき。都会の喧騒(けんそう)を離れ、ゆったりと非日常を味わうグルメ列車、おススメですよ!

 

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