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【鉄学しましょ】

頑張れ銚子電鉄 村井美樹さん

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 この夏、千葉県の銚子−外川(とかわ)を結ぶ銚子電鉄で走り始めた「金太郎ホーム号・大正ロマン電車」に乗りました。元京王電鉄の1962年製車両で、2010年から銚子電鉄が運用している2000形を「レトロ列車」に改造したものです。

 車内は木目調の床、真ちゅう色に塗装された手すりや棚、銚子にゆかりがある竹久夢二の美人画ののれん、窓にはステンドグラス風のフィルムも貼られ、大正ロマンの雰囲気満点。シートに腰掛けると、気分はモダンガール!

 ステンドグラスのフィルムは社員さんたち手づくりで、線がちょっと曲がっていたり、制作中に迷い込んだ子猫がつけた足跡までそのまま作品として残していたり、ほほ笑ましいです。

 銚子電鉄は何度も廃線の危機に陥り、副業の「ぬれ煎餅」の販売などで乗り切ってきましたが、今も赤字続き。それを打破するため、さまざまな取り組みを行っています。レトロ列車の運行や、経営状況が「まずい」という自虐ネタでお菓子の「まずい棒」(味はおいしい)の販売。夏の「お化け屋敷電車」に、車内での演劇上演…。

 「日本一のエンタメ鉄道」を目指し、頑張る銚子電鉄。決して諦めない姿、応援したくなりますよね!

 

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