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【鉄学しましょ】

急勾配 ゴルフ場前駅 古今亭駒次さん

写真

 神戸電鉄は、通勤電車と登山電車の二つの顔を持つ面白い路線です。市街地とは思えない急坂を上り、有馬温泉や三田、粟生(あお)へ向かいます。

 勾配は最大50‰(パーミル)、つまり1000メートル進むうちに50メートル標高が上がります。SLが上れる限界が25‰だったことを考えると、かなりの急坂です。神戸の地形が存分に味わえるので、乗るときは必ず一番前に陣取ります。

 そんな沿線に一つだけある前駅が「広野ゴルフ場前」。ゴルフ打ちっぱなしだろうと高をくくっていましたが、駅正面のゴルフ場には立派な門があり、奥に洋館が見えます。

 調べてみると、昭和7年に開かれた「広野ゴルフ倶楽部」という名門でした。聞くところによると、なかなか会員にはなれないそう。地形を生かしたコースとのことで、まさに神戸電鉄にふさわしいゴルフ場と言えましょう。

 さっそく調査開始。キャリーバッグからゴルフクラブ、ではなく、距離を測るロードメジャーを取り出します。改札を抜け、フェアウエーならぬ片側1車線の道路を渡ればゴルフ場に到着。徒歩1分ほどのショートコースで、見事カップイン! 今度はぜひ、コースでプレーしたいですね。

 

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