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【東京レター】

脱「上から目線」で ドイツの皆さんへ=マライ・メントラインさん(34)

井の頭公園をよく訪れるというマライ・メントラインさん

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 一九九九年の高校留学、二〇〇四年の大学留学を経て、〇七年から都内に住んでいます。翻訳・通訳・テレビプロデューサー業に携わる一方、硬軟織り交ぜたドイツ文芸紹介、アニメやゲームのドイツ語監修をしています。

 港区の訪日外国人観光客向けサイト「VISIT MINATO CITY」で区の魅力も発信しています。

 日本の社会・文化の「リアル」な現状を欧米に紹介する。これがいま一番重要かつ難しい課題です。欧米メディアは、どこか「欧米っぽい上から目線」になりがち。その価値観をどう補整していくかというのが、在日外国人の一つの知的使命ではないかと思っています。

 例えば、日本が誇る文化産業であるアニメやマンガも、ドイツでは「人生のどこかで卒業すべきもの」と考える人が多いのです。大人の鑑賞に堪える良質な作品でも「マンガで描く必要があるのか。文芸でいいじゃないか」と返されてしまうのが残念。どうすれば説得力を持って、そうした「理屈」を打ち破ることができるのか?

 私の思考の旅は、こんな感じで続くのです。 (聞き手・近藤晶)

 

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