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【東京レター】

長谷寺でリフレッシュ トルコの友人たちへ=大貫メラハットさん(28)

鎌倉の長谷寺は「自分をリフレッシュできる場所」という大貫メラハットさん

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 鎌倉は私の中では「小さな日本」。海も山も、和菓子や歴史、着物も、日本のすべてをこの土地に見ることができるので好きです。中でも長谷寺(はせでら)は気持ちがリフレッシュできる場所。本尊として観音堂に安置されている十一面観音菩薩(かんのんぼさつ)像の姿に触れると、うれしい自分も悲しい自分も、怒っていても困っていても、それがすべて自分なのだと悟らせてくれます。

 生まれはトルコの世界遺産、カッパドキアに近い都市カイセリ。トルコの大学で五年間「日本語教育」を学び、西部イズミット湾に世界第四位の長さのつり橋を架けた日本企業IHIに入社しました。そこで知り合った日本人の夫と結婚、二〇一六年十二月に来日しました。日本人は日本語で話し掛けると親しげに応えてくれるのでコミュニケーションの問題はありません。

 トルコ語や英語と日本語の通訳業をしており催事で司会をすることも。料理教室で和食を学び、夫の趣味のゴルフ教室にも通い、日本での生活になじんでいます。アジア西端の母国トルコと、東端にある愛する日本との貿易や友好関係を深めれば、アジアが一つになれるとの思いがあります。そういう仕事に就くのが夢です。 (聞き手・原誠司)

 

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