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【2020東京五輪】

五輪にスポーツボランティア 意義は 二宮雅也・文教大准教授に聞く

文教大学の二宮雅也准教授

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 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の「ボランティアアドバイザリー会議」メンバーで、ボランティア戦略策定に携わった文教大学の二宮雅也准教授(スポーツ社会学)に、スポーツボランティアの役割や魅力を聞いた。 

 −スポーツボランティアの起源は。

 「スポーツを支える活動は昔からある。大きなイベントが増えて総称が必要になり『スポーツボランティア』と呼ぶようになった」

 −いつごろからか。

 「二〇〇七年に始まった東京マラソンは、ボランティア一万人という明確な目標を立てた。その存在は大会の雰囲気づくりに大きく貢献し、従来とはひと味違う文化を構築し始めた」

 −市民にとって、ボランティアの魅力は。

 「(競技を)する側でなくても参加した感覚が味わえること。マラソンで四二・一九五キロを走れなくても、大会を支えることでランナーとの一体感が得られる」

 −東京五輪・パラリンピックでボランティアが活躍する意義は。

 「一般の人がいろんな形で大会に関わり、『自分たちの大会だった』という実感が持てるかどうかが、大会の成功を決める。九万人以外にも、さまざまなボランティアがある。そこで培った人脈が地域のスポーツを支える力として根付くことが、東京五輪のレガシー(遺産)となる」

 −組織委や東京都に望むことは。

 「遠方から参加する人は宿泊の問題もある。さまざまなボランティアサポートを実施し、日本全国、海外からボランティアが集まるようにしてほしい」

 

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