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【群馬】

「前橋初市まつり」盛況 400年記念で刀剣鍛錬

日本刀の打ち初めを実演する刀匠ら=前橋市で

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 前橋三大祭りの一つで、新春の到来を告げる「前橋初市まつり」が九日、前橋市の中心市街地一帯で開かれた。四百年の節目を迎えた今年は、まつりの起源である江戸時代の市(いち)を再現しようと、日本刀の打ち初め式が前橋八幡宮前で披露され、多くの市民が見守った。

 市によると、初市の起源の市は初代前橋藩主の酒井重忠(しげただ)の時代の一六一七(元和三)年に始まった。日用雑貨や生糸の販売などが行われていた当時の市で、町人は商売繁盛を願って太刀や米、馬を寄進していた。

 今回は刀にちなんだ儀式として、日本刀をつくる最初の工程で、砂鉄などでできた「玉鋼」をたたいて平らにする打ち初め式を県内在住の刀匠三人が実演した。熱した玉鋼を向鎚(むこうづち)でたたくと、キーンと威勢のいい音が響き、集まった人たちは厳かな儀式を熱心に見つめていた。

 今年は重忠の没後四百年とも重なることから、この日は酒井家の菩提(ぼだい)寺の龍海院(紅雲町)で重忠の追善法要が行われた。中心街では縁起だるまなどを扱う約三百五十の露店が出店し、多くの人でにぎわった。 (川田篤志)

 

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