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【群馬】

県立障害者リハビリセンター 最新設備の新棟完成

完成した県立障害者リハビリテーションセンターの新棟=いずれも伊勢崎市で

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 県が伊勢崎市波志江町で建設していた県立障害者リハビリテーションセンターの新棟が完成した。脳機能障害者らの訓練スペースや、難病患者の生活介護に対応した居室などを備え、最新の充実した設備で利用者をサポートする。 (菅原洋)

 訓練スペースは「高次脳機能障害者」らが社会復帰に向けて活用する。この障害は事故による脳の強打や、脳の病気で発症。記憶障害、失語症などが起き、全国に数十万人の患者がいるとの推計もある。

 難病患者の居室は四室あり、「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」などに対応する。この病気は神経が破壊されて筋肉が萎縮し、体が動かせなくなり、発症して数年後に死に至る場合が多いという。原因は不明。患者は全国に数千人いるとみられ、患者と家族への支援が重要だ。

 県によると、新棟は既存施設の老朽化に伴い、施設の南側に二〇一五年八月から建設してきた。鉄筋平屋の延べ床面積約五千百二十平方メートル。建設費は約二十二億円。新棟と既存施設は連絡通路でつなげた。

 部屋は全体で七十室あり、このうち個室は半数近く。新棟の定員は常時介護が必要な重度の障害者が八十六人、中軽度の障害者が三十人。

 センターには大半が入所しており、一部の通所者を含めて約二百人の利用者がいる。このうち半数程度が新棟に移った。

 センターは県が社会福祉法人の県社会福祉事業団(前橋市)に指定管理者として運営委託している。

 

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