東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 群馬 > 記事一覧 > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【群馬】

「ハコスチ」目指せ全国ヒット 釣れるのは県内だけ ブランド定着へ増産

「ハコスチ」釣りを楽しむ人たち(県提供)

写真

 「引きが強く、姿も美しい」と釣り人に人気のニジマス「ハコスチ」を開発した県が、県内限定で釣れるブランド魚として定着させようと増産に取り組んでいる。県は「全国の釣り客を引っぱってきてほしい」と期待している。

 県によると、ニジマスは比較的釣りやすく、釣り堀などで多く見られるが、ベテランには飽きられることも。養殖の過程でヒレが傷つきやすいという難点もあった。

 そこで、美しさと引きの強さを兼ね備えたニジマスができないかと、十年ほど前から開発に着手。県が育てていた「箱島系」の雌と、北米産「スチールヘッド系」の雄とを掛け合わせたところ、両方の長所を併せ持ったニジマスが誕生。昨年一月に両系統の名前をとった「ハコスチ」として商標登録された。十月からは利根川や神流川などへの本格放流を始めた。

 神流川の釣り場に放流した上野村漁業協同組合によると、釣り客からは「高くジャンプしてくれる」「大きくなくても引きが強い」と好評だった。利用者も倍増したという。

 生産量はまだ少ないが、県は「細かい特徴や飼育方法がつかみ切れていない。研究を重ね、もっと多くの人に釣ってもらえるようにしたい」としている。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】

PR情報