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【群馬】

離島療養所の歴史語り継ぐ 高松でハンセン病大会

 ハンセン病問題に取り組む市民団体「ハンセン病市民学会」(大阪市)の大会が十九日、高松市の離島にある国立療養所「大島青松園」で三日間の日程で始まった。二十日からは岡山県内で交流集会などを開く。

 参加者らは島内を巡り、納骨堂や一九五〇年ごろに使われていたという解剖台などを見学後、入所者の話に耳を傾けた。

 六十五年前に入所した野村宏さん(81)=高知県土佐清水市出身=は「十五日間泊まり込みで他の患者の看護をした。職員が少なく、症状が軽い人が園内の作業をさせられた」と当時を振り返った。

 午後からは離島の療養所で患者が隔離された歴史を振り返るシンポジウムを開催。ハンセン病問題を未来に伝える決意を示す声明文を採択した。

 同団体は、ハンセン病問題の真相究明と差別解消に取り組み、二〇〇五年から毎年、療養所がある一都九県を会場に大会を開いている。

 

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