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【群馬】

連続竪堀など遺構探索 安中の松井田城址保存会 来春、現地説明会を予定

連続竪堀の遺構について説明を聞く参加者ら=10日、安中市で

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 安中市の城跡「松井田城」の国史跡指定を目指して今年六月に発足した松井田城址(じょうし)保存会(小板橋治徳会長)が「第一回松井田城址探索会」を開き、「連続竪堀」などの城としての遺構を探索した。

 一二六二年、鎌倉幕府の執権北条時頼が諸国巡検した際、険しい地形を気に入り築城を命じたとされる。豊臣秀吉の小田原攻めの際には、三千の城兵に対し三万の大軍が侵攻。落城させるまで一カ月余を費やした堅固な山城として知られる。

 東西約一キロ、南北約一・五キロの広大な城域を誇り、大規模築城工事跡も残っている。

 探索会は、来春、現地説明会の開催を予定する保存会が、会員相互の理解を深めるため開いた。

 探索会には、会員や市民、山城ファンら十八人が参加。金井久男事務局長らの案内で、連続竪堀のほか、「馬出し」など遺構を確認しながら巡った。

 小板橋会長は、城跡保護に向け「下草刈りや雑木の伐採、案内板の取り付けなどを行いたい」と話す。

 同会は十一月三日午後二時から市松井田文化会館で第一回歴史講演会を開く。江戸東京博物館の斎藤慎一学芸員が「松井田城と戦国大名北条氏」の演題で講演する。問い合わせは、小板橋会長=電027(393)0018=へ。

  (樋口聡)

 

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