東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 群馬 > 記事一覧 > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【群馬】

<衆院選>あす公示 5選挙区に15人出馬予定 県内も「3極」憲法など争点に

 憲法改正や安全保障、消費増税、脱原発などが争点となる衆院選が十日、公示される。県内の五選挙区には十五人ほどが立候補する見通しだ。自民党が五議席を占めていた「自民王国」に野党が挑む構図だが、解散後の中央政界の野党再編を受け、県内でも民進党が小池百合子都知事率いる「希望の党」と、リベラル系新党の「立憲民主党」に分裂するなど動きは急だ。社民、共産両党を加え、「三極」が舌戦を繰り広げる。 (石井宏昌)

 立候補を予定するのは、党派別では自民党が五人、希望の党が四人、共産党が四人、立憲民主党が一人、社民党一人。前職は、比例から選挙区へ出馬するケースを含め七人、新人は八人になる見込みだ。

 群馬1区は、自民が1区前職の佐田玄一郎元行政改革担当相に代えて、党県連の推す比例前職の尾身朝子さんを公認。公認を目指した中曽根康隆さんは分裂回避を図る党の要請で比例に回った。佐田さんも比例出馬を模索する。

 民進党から希望の党へ合流した比例前職の宮崎岳志さんは「安倍政権の打倒と政権交代に全力を尽くす」と無党派層への浸透を図る。民進党県総支部が引き続き支援し、労働団体「連合群馬」も推薦するが、希望の党に反発する従来の支持層の反応が注目される。

 共産党の新人店橋世津子さんは憲法九条改正反対などを掲げる。

 2区は自民の前職井野俊郎さんに、民進党出身で今回は希望の党から出る比例前職石関貴史さんらが挑む。井野さんは商工団体や地方議員ら厚い自民支持層を固める。前回は維新の党から出馬し、民進党県総支部と一線を画す石関さんは個人後援会を中心に「非自民」層に支持拡大を図る。共産の新人長谷田直之さんは安保法制廃止などを訴える。

 3区は県内で唯一、自民と野党候補の一騎打ちとなりそう。民進党出身の新人長谷川嘉一さんが立憲民主党の公認になったことを受け、共産が候補擁立を取りやめた。事実上の「野党共闘」で、自民の前職笹川博義さんに挑む。

 4区は自民前職の福田達夫さん、希望の党新人で陸上短距離の元日本記録保持者の不破弘樹さん、共産の新人萩原貞夫さんが出馬の見込み。福田さんが祖父の赳夫、父の康夫両元首相から受け継ぐ強固な地盤に、野党二人がぶつかる。民進出身の不破さんは労組などを支持母体に無党派や保守層へも呼び掛ける。

 5区は自民の前職小渕優子さんに、希望の党の新人猪口幸子さん、共産の新人伊藤達也さん、社民の新人高橋宣之さんが挑戦する。希望の党が猪口さんを擁立したことで、社民は民進出身の1区の宮崎さん、4区の不破さんへの推薦を取り消すなど波紋も。民進党県総支部は高橋さんの推薦を継続する方針だ。

◆有権者数164万5043人

 県選挙管理委員会によると、九月一日現在の有権者数は百六十四万五千四十三人。

 衆院選小選挙区別では、1区が最も多く三十八万八千八十四人、2区は三十三万七千八百人、3区が三十万六千九百八十八人、4区は最少の二十九万八千八百七十一人、5区は三十一万三千三百人となっている。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by