東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 群馬 > 記事一覧 > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【群馬】

判決は来年2月 朝鮮人犠牲者追悼碑訴訟 地裁で最終弁論

 県立公園「群馬の森」(高崎市)の朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑の前で碑を管理する市民団体が開いた集会で、設置条件に反する政治的発言があったとして県が更新を不許可とし、市民団体が処分の取り消しなどを求めた訴訟の最終口頭弁論が十一日、前橋地裁(塩田直也裁判長)であり、結審した。判決は来年二月十四日の予定。

 訴状などによると、碑は二〇〇四年、県が政治的な行事をしない条件で許可し、市民団体「記憶 反省 そして友好」の追悼碑を守る会(前橋市)の前身団体が建立。しかし、碑の前で開かれた追悼式で「日本政府は(中略)強制連行の真相究明に誠実に取り組んでおらず(後略)」などの発言があったことを県は政治的と判断し、一四年に設置更新を不許可とした。

 最終口頭弁論で、原告弁護団は「碑文には(県も認めた)労務動員との言葉があり、これは朝鮮人が意思に反して日本に連れられ、労務に服したことは明らかだ」と述べ、発言を政治的と判断したことは不当と主張した。

 これに対し、県側は最終準備書面で「政府は強制連行という表現を使用しておらず、政府見解に反するのは明らかで、独自の主義主張となる」などと反論した。 (菅原洋)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by