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【群馬】

<ダミアン・ロブションのBONJOURぐんま> (14)動物に触れるスリル 群馬サファリパーク

フランス北西部ラ・フレーシュ動物園では、カバにえさをやる体験も楽しめる

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 富岡市には、世界遺産の富岡製糸場のほかにも、有名な観光スポットがある。今回は、家族連れを中心に人気がある「群馬サファリパーク」をご紹介したい。車で探検する「野生の王国」はこれまで二回訪れている。毎回、各ゾーンの間に立つ監視塔から厳重に警備されている門をくぐると、ジュラシック・パークの名シーンを思い出し、子どものようにわくわくする。二〇一五年に初めて訪れた時は定番のエサやり体験バスに乗り、草に誘惑されてバスの周りに群がってくる動物の数や、間近で口を大きくして鶏肉をかじるライオンの迫力に圧倒された。

 今年八月に訪れた時は、大勢が乗車できるサファリバスに乗ってみた。アジアゾーンでは、車体すれすれに通るラクダの姿が特に印象的だった。車窓もかなり高い位置にあるので周りが見やすいだけではなく、写真も撮りやすい。ウオーキング・サファリゾーンでは、滑稽なことをして笑わせてくれる猿や、じっくり観察したりなでたりできる動物も展示している。入り口付近のレストランではダチョウやワニなど、珍しい動物の肉を使ったメニューもある。年間フリーパスポートの購入を真剣に考えてもいいぐらいだ。実に楽しい。動物に触れるスリルを楽しみたいなら、「群馬サファリパーク」は外せないだろう。

 母国のフランスにも、群馬サファリパークのようなサファリ形式の動物園はある。子どものころ、家族旅行で訪れ、親が運転するマイカーの後部座席から体験した記憶もある。動物園といえば、実家から車で約三十分のところに、入園者数で全国第五位を誇るフランス最古の私立動物園がある。「ラ・フレーシュ動物園」には、百五十種類の動物千五百頭が、広大な土地に自然に近い状態で生息している。よくある鉄製のおりの代わりに、川に見立てた堀やガラス張りの壁などが使われている。展示された動物との距離感が近く、撮影にも最適だ。宿泊施設もあるので、非日常的でユニークな体験を求める方には特にお勧めしたい。 (富岡市国際交流員)

 第2、第4日曜日に掲載します。

 

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