東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 群馬 > 記事一覧 > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【群馬】

<衆院選>自民が3回連続独占 野党、追い上げ及ばず

 衆院選は二十二日投開票され、県内の五小選挙区は自民が五議席を独占した。自民の独占は二〇一二年の前々回から三回連続で、「王国」の強さを見せつけた。小選挙区の当日有権者数は百六十四万一千四百八十人で投票率は51・97%だった。野党は1区と3区で追い上げたが及ばなかった。民進党分裂や相次ぐ新党結党など再編の混迷により、改憲や安全保障などの争点が見えにくくなったことなどから無党派層の関心を呼び起こすことができず、安倍政権への批判票も分散し、自民独走を許した。 (石井宏昌)

 1区は、比例から移った自民前職の尾身朝子さん(56)が小選挙区で初当選。公示直前に比例に回った新人に加え、一四年の前回に無所属で次点だった上野宏史さんも支援し、組織選挙で支持を広げた。希望前職の宮崎岳志さん(47)は安倍政権の「森友・加計学園疑惑」や国会議員の世襲を批判し、政治の刷新を訴えたが、政権への批判票が共産新人店橋世津子さん(56)と分散した。

 2区は自民前職の井野俊郎さん(37)が自民支持層を手堅く固め三選。希望前職の石関貴史さん(45)は「反自民」の結集を訴えたが届かなかった。共産新人長谷田直之さん(61)も及ばなかった。

 県内で唯一、与野党一騎打ちとなった3区は自民前職の笹川博義さん(51)が商工農関係者らの支持を固め、競り勝った。立憲民主新人の長谷川嘉一さん(64)は労組などの支援で政権批判を展開したが小選挙区では及ばなかった。

 4区も自民前職の福田達夫さん(50)が祖父赳夫、父康夫両元首相から引き継ぐ強固な地盤で圧倒。希望新人の不破弘樹さん(51)は労組に加え、無党派層へ浸透を図ったが届かず。共産新人の萩原貞夫さん(68)も伸び悩んだ。

 5区も、自民前職の小渕優子さん(43)が父恵三元首相からの地盤と知名度で圧勝した。共産新人の伊藤達也さん(34)、社民新人の高橋宣之さん(63)は改憲反対などを訴えたが及ばず。希望新人の猪口幸子さん(61)も届かなかった。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報