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【群馬】

刀剣女子 高校生2人熱く魅力語る 「歴史の深さ、ロマン感じる」

紙芝居を使って発表する藤代さん(左)と稲村さん=太田市で

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 日本刀などを愛好する女性を指す「刀剣女子」が話題となる中、重要無形文化財保持者(人間国宝)だった大隅俊平刀匠の作品を展示する太田市立大隅俊平美術館で刀剣女子を自任する高校生二人が二十八日、来館者を前に熱く日本刀の魅力を語った。(粕川康弘)

 いずれも同市立太田高校商業科三年の藤代千晴さんと稲村澪奈(れな)さん。二人は高二の時、お互いが夢中になっているゲームが名刀を擬人化した「刀剣乱舞」だと知り意気投合。以来、さまざまな日本刀ゆかりの地を訪ねるなどして知識を深め合ってきたという。

 授業の一環である課題研究の中間発表として行われた。刀の種類や歴史について手作りの紙芝居を使い解説した。

 今春、栃木県足利市立美術館で二十年ぶりに公開展示され、多数の刀剣女子が訪れて話題となった「山姥切(やまんばきり)国広」の紹介では「ば、化け物め、成敗してくれる」などと、せりふのような口調で名称の由来をわかりやすく説明した。制服姿の女子高生から「鶴丸国永」「鶯(うぐいす)丸」など名刀の名が次々に紹介されると来館者は感心しきりの様子だった。

 発表ではクイズコーナーも設けるなど来館者が楽しめる工夫をした。

 日本刀の魅力について藤代さんは「どんな無銘刀でも履歴があり、調べれば調べるほど興味深いです」と話した。稲村さんは「見つめていると歴史の深さとロマンを感じます」と熱く語った。

 同館では、日本美術刀剣保存協会主催の新作名刀展の最高位・正宗賞を受賞した大隅刀匠の作品三振りを展示した企画展「正宗賞」が開かれている。来年一月二十一日まで。

 

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