東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 群馬 > 記事一覧 > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【群馬】

太田の82歳・山崎孝造さん ハーモニカ 初ライブ

演奏する山崎さん=太田市で

写真

 五日に太田市のエアリス(新田文化会館)多目的ホールで「第一回多目的ホールライブ」が開かれる。ハーモニカ好きの山崎孝造さん(82)には初めてのステージで、一般客を前に演奏することに胸をわくわくさせている。

 ホールライブは、三日から五日まで開かれる第二十二回新田総合文化祭の新機軸。これは近年ステージ発表の内容が固定的になっていることから文化祭実行委員会(久保田栄会長)が新田地区の住民を中心に一芸に秀でた人たちを探し出し、披露してもらおうと初めて企画した。

 出演するのはハーモニカの山崎さんのほか、尺八、バンドなど四組。

 本番を前に練習に余念がない山崎さんは、戦後二〜三年たった中学生の時にアルバイトの報酬でハーモニカを手にした。「音楽が好きだったから」と振り返る。ただ高校を卒業して建設会社に入社すると、やがて高度経済成長時代に。仕事は多忙を極め、「モーレツ」に働くうちにハーモニカを吹くことはなくなっていったという。

 再び手にしたのは定年後だった。それでも親しい仲間たちとの宴会で吹く程度だった。そんな時、目にしたのが今回のライブ出演者募集の案内文の「学ぶことを止めてしまった者は老人である…」。この一文に触発され応募。「年寄りの冷や水」「冥土の土産」と控えめに笑う山崎さんだが、内心スイッチが入っている。当日は「さくらのワルツ」や「ふるさと」など六曲を披露する予定だ。ホールライブは午後一時〜午後三時で入場無料。 (粕川康弘)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報