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【群馬】

はかま姿で踊りも披露 「富岡製糸場工女まつり」パレード

工女姿で踊りながらパレードする参加者=富岡市で

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 「富岡製糸場工女まつり」が4日、富岡市の製糸場周辺で開かれ、はかま姿の工女に扮(ふん)した人々が街中をパレードした。製糸場の設立指導者でフランス人技師のポール・ブリュナにちなんだシャンソンのコンサートもあり、連休で製糸場を訪れた大勢の観光客らを楽しませた。 (原田晋也)

 パレードには、地元の高校生や一般公募で集まった工女姿の女性たちの他、明治政府で官営製糸場設立に尽力した渋沢栄一や伊藤博文らの仮装をした関係者計約百三十人が参加。

 製糸場の工女たちのドラマを描いた公開中の映画「紅(あか)い襷(たすき)〜富岡製糸場物語〜」で主演した水島優さんを先頭に、上州富岡駅から製糸場までの約一キロを練り歩いた。

 途中雨に見舞われながらも、女性たちは明治時代から歌われた「富岡小唄」に合わせて踊りも披露し、観光客が立ち止まって写真を撮っていた。

 製糸場でのコンサートでは、東京在住で約十年前から県内でも活動するシャンソン歌手のMIKAKOさんが、絹の着物を仕立て直したドレス姿で登場。「世界遺産の中で歌えるなんてなかなかないこと。いにしえの重厚感を感じる」と話し、繭の倉庫だった東置繭所(ひがしおきまゆじょ)に歌声を響かせた。

 水島さんも映画の主題歌「あの空へ」を歌い、本紙群馬版に「ダミアン・ロブションのBONJOURぐんま」を連載している富岡市国際交流員のダミアン・ロブションさんもMIKAKOさんとデュエットした。三人で「オー・シャンゼリゼ」を、歌詞の最後のみ「シャンゼリゼ」から「ア・トミオカ」に変えた「富岡バージョン」も歌った。

 まつりは、NPO法人「富岡製糸場を愛する会」が、日本の近代化に貢献した工女に光を当てようと製糸場が世界文化遺産に登録された二〇一四年から主催し、四回目となる。

 

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