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【群馬】

往年の名車、桐生を走る クラシックカーフェスに270台集合

会場を後にするクラシックカーを見送る来場者

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 往年の名車が桐生の街中を走る「クラシックカーフェスティバルin桐生」が五日、桐生市天神町の群馬大理工学部桐生キャンパスで開かれた。一九八〇年以前の製造で、県内外の愛好家が所有する車二百七十台が集まり、大勢のクラシックカーファンでにぎわった。 (原田晋也)

 フェスは愛好家団体が中心となって実行委をつくり二〇〇六年に始まった。当初は一回だけの予定だったが、反響が大きかったことから毎年開催するようになり今回で十二回目。第七回には古いボンネットバスで桐生の街中を巡る催しも始まり、現在は約二万人が来場するイベントに育った。

 毎回注目を集める特別展示車両の今回の目玉は「日産フェアレディZ432R」。一九七二年生産で二十三台しか売り出されず、現存しているとされる十台の中の貴重な一台という。レース仕様とあって徹底的な軽量化が図られており、内装はオーディオやエアコンはおろか時計すらなく、車体重量は一トンを切っている。桐生市の男性が所有しており、昨年までに内装や外装を三年かけて新品のように復元した。

特別展示されたフェアレディZ432R=いずれも桐生市で

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 会場には、このほか独特な味のあるクラシックカーがずらりと並び、参加者は愛車を前に話に花を咲かせていた。日産スカイラインHT2000GT−Xで参加した沼田市のクリーニング業中嶋隆さん(49)は「遠方の人にもここに来れば会え、いろいろな話ができるのが楽しい」と笑顔だった。

 フェスが終了すると車は順次、会場を出発。キャンパスから本町通りまで沿道にファンや住民らが立ち、旗を振って参加者を見送った。実行委員会の前原勝良(かつなが)委員長は「愛好家の交歓会でありながら、市民に盛り上げてもらい、ここまでになった。今後もクラシックカーで桐生を盛り上げたい」と話した。

 

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