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【群馬】

上野三碑「世界の記憶」に 高崎商科大研究室 8月に認知度アンケート「知らない」65%

無料の「上野三碑めぐりバス」=高崎市で

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 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」に登録された上野三碑(こうずけさんぴ)(高崎市)だが、高崎商科大の前田拓生教授(地域政策デザイン)の研究室が今年八月、高崎駅周辺で「上野三碑の認知に関するアンケート」を実施したところ、65%が「知らない」と答え、認知度が低かったことが分かった。

 調査は、高崎まつりが開催された同月五日に実施。回答者は五百七十八人。三碑を「知らない」と回答したのは三百七十六人(65%)。「知っている」と回答した二百二人のうち「行ったことがある」は七十五人(13%)で、「行ったことがない」は百二十七人(22%)だった。

 研究室によると、回答した人が県内か県外かは不明という。市の調べでは、高崎まつりの花火の有料席をインターネットで購入した人の約76%は県内在住だった、としている。

 同大は山名八幡宮と共同で三碑をランドマークとする観光について調査研究しており、先月二十二日は三碑のおみやげについてワークショップを開催した。

 前田教授は「登録前の調査時点では、県内でも上野三碑を『ほぼ知らなかった』と想定される」とアンケート結果を分析。その上で「歴史的な経緯を知らないとその重要性を理解できず、このままでは観光スポットとして機能する可能性は低い。訪れる観光客に魅力を伝えるための研究や仕掛けを考える必要がある」と指摘する。 (大沢令)

 

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