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【群馬】

岡本啓さん朔太郎賞受賞 前橋で講演 「詩作で自分 見詰められる」

受賞の喜びを語る岡本啓さん=前橋市で

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 第二十五回萩原朔太郎賞(前橋市など主催)を受賞した詩人岡本啓さん(34)を招いた贈呈式と記念講演が二十五日、市内の前橋文学館であり、講演で岡本さんは自作の詩を朗読しながら創作の背景や意図などを解説した。

 受賞作の「絶景ノート」は、東南アジアや国内各地の旅情をテーマに二〇一五〜一七年ごろ発表した詩をまとめ、装丁も手掛けた。

 贈呈式で岡本さんは、普段は着慣れないというスーツ姿で「ここに来て、この賞が前橋の方々に愛されていることが分かった」と喜びを語った。

 続いて、ラフな普段着に着替えた岡本さんは「詩と歩いていく」と題して講演。「詩を書くことで、自分を見詰めることができる。詩を書く前に街を歩くのが好きだ。詩を書くと、歩行のようなリズムが生まれる」と創作の様子を語った。

 受賞作を書く前に旅に出たことについて「詩の中の言葉が、その場に行くことで生き生きとしてくる。その場の空気を吸うことで、単語の持つ感覚がその語の背景にある歴史や文化によって変わってくる」と説明した。

 最後に「訪問販売」と題する詩を朗読し、約八十人の来場者に作品をプリントした紙を配った。 (菅原洋)

 

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