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【群馬】

16年政治資金報告 収支とも過去33年で最低

 県選挙管理委員会は29日、政党支部や政治団体の2016年分の政治資金収支報告書を公表した。期日までに提出があった967団体の収入総額(前年繰越額を除く)は前年比8.5%減の17億2485万円、支出も17.0%減の16億6791万円で、ともに記録が残る過去33年間で最も少なかった。16年には参院選があったが、前年の15年に知事選と統一地方選があり、その反動で減少に転じたとみられる。 (石井宏昌)

 政治資金は規制が強化されたことを背景に収入、支出とも減少傾向にある。

 一六年分の報告書の提出義務のある団体は政党百四十八団体、その他政治団体八百五十四団体(うち資金管理団体二百九十四団体)の計千二団体で、提出率は96・5%だった。

 政党の収入額は計十一億八千百六万円で、前年比4・5%減。支出額も計十一億三千二百二十三万円で9・7%減った。政党別では民進党(民主党)が収入、支出とも大幅に伸びたが、維新の党から国会議員(当時)が移った影響とみられる。

 その他政治団体は収入総額が前年比16・2%減の五億四千三百七十八万円、支出総額も29・0%減の五億三千五百六十七万円と前年を大幅に下回り、ともに過去最低となった。

 政党以外で、収入額一千万円以上の団体は十団体。トップは県医師連盟の四千七百六十七万円で前年に続いて一位。二位も前年と同じ石関政経懇話会=届け出者・石関貴史衆院議員(当時)=で三千八百八十四万円。三位は、一六年二月に市長選があった前橋市の山本龍市長の後援会で、三千七百四十万円だった。

 政治資金パーティーの収入を計上した団体は十五団体で収入総額は八千九百六十六万円。前年から約三千二百三十万円増えた。最も収入が多かったのは山本市長の後援会が開催した「政策発表会」で千四百九十六万円。次いで佐田玄一郎衆院議員(当時)の後援会の「励ます会」が千二百六十一万円、自民党県第三選挙区支部の開いた笹川博義衆院議員の「励ます会」千百十六万円と続いた。

 その他政治団体の収支が大幅に減少していることについて、県選管担当者は「法人の政党以外の団体への寄付禁止など、政治資金の流れが政党中心になっていることが影響している」としている。

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