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【群馬】

SNS利用に「高崎ルール」 危険性や防止策を中学生が議論

SNSの危険性などについて班ごとに意見を発表する生徒たち=高崎市役所で

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 会員制交流サイト(SNS)の使い方などを議題とする「中学生リーダー研修会」が二日、高崎市役所で開かれた。「SNS使用制限時間を午後九時とする」など使い方のルールに加え、悩みごとは家族や先生ら身近な人に相談することなどを盛り込んだ「高崎ルール」をまとめた。

 市教育委員会が市内中学校の生徒会役員を対象に開いた研修で、いじめ防止プログラムの取り組みの一環。二年生の約五十人が参加した。

 SNSがきっかけになった神奈川県座間市のアパートで九人の遺体が見つかった事件を受け、本県の県立高一年の女子生徒を含む犠牲者全員の冥福を祈って黙とうした。女子生徒の一人は「悲しい事件で県内の高校生も犠牲になり、ショックだ」と話した。

 「中学二年の女子生徒がSNSに気持ちを書き込み、何度かやりとりをした相手に『会って話をしませんか』と誘われ、指定の場所に行くと、若い男の人から声を掛けられた」との架空の設定をもとに、SNSの危険性や防止策について班ごとに議論。「個人情報が流出する」「相手がどんな人か分からない」といった問題点が指摘され、トラブルを防ぐために「身近に相談できる環境をつくる」「知らない人とは会わない」などの意見が挙がった。

 生徒の一人は「SNSでは世界中の誰ともつながることができるが、便利さの裏にある危険を理解して利用しなければならない。学校に戻って使い方をもう一度見直し、悲しい事件が起こらないようにしよう」と訴えた。 (大沢令)

 

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