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【群馬】

市製作の映画「紅い襷」名古屋で上映開始 富岡市長が観客出迎え

開演を告げる島津社長(右)と、岩井市長(左から2人目)、酒井さん(左)=名古屋市東区の名演小劇場で

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 富岡市が製作した映画「紅い襷(たすき)〜富岡製糸場物語〜」が9日から1週間上映される名古屋市東区の名演小劇場を同日、富岡市の岩井賢太郎市長が訪れ、観客を出迎えた。

 映画は、同製糸場の世界遺産登録3周年に合わせて製作された。明治維新後、近代化された工場で、若い女性たちが一等工女のみが着用を許される「紅い襷」を目指し働く物語。水島優、西村まさ彦らが出演。

 名古屋での上映は、富岡産の繭を造花のように細工する「花まゆ」の工芸家酒井登巳子さん(70)=名古屋市東区=の橋渡しで実現した。「富岡の繭は養蚕家さんの心のように温かい。富岡製糸場は女性に働く場所を与えてくれた。美しいものをつくりたいという信念を持って働けばかなうという、今に通じる明るい映画です」。その熱意に、同劇場の島津秀雄社長が打たれて9日から15日までの興行が決まった。

 初日のこの日、ロビーに3人が並んだ。岩井市長は花まゆの赤いブローチを襟に着け、来場者に「ありがとうございます」と頭を下げた。「工女の手記に基づいた映画。いかに仕事に就くか、努力していた女性たちの姿を見てほしい」と話していた。 (長坂幸枝)

 

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