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【群馬】

19年春の県議選 定数・区割り「現状維持」

 二〇一九年春の県議選に向け、選挙区の定数や区割りを協議する県議会の検討委員会は十三日、定数、区割りとも「現状維持」とする案をまとめた。一五年国勢調査の人口比を基に見直しを議論してきたが、面積が広く、過疎が進む山間地で議員が減ることへの懸念や合区の検討には時間が掛かることを考慮した。しかし「あくまで特例」とし、二〇年の国勢調査後、合区を含め「速やかに検討を開始する」との付帯意見を付ける。来年二月の県議会議会運営委員会に答申する。 (石井宏昌)

 現行の県議会(定数五〇)は市、郡などの単位で十八選挙区あり、定数は九〜一になっている。一五年の国勢調査を基にした試算では、安中市区と吾妻郡区で定数がともに現行の二から一に減り、前橋市区は八から九に、太田市区も五から六へそれぞれ一増する。

 こうした状況を踏まえ、議運委は今年六月に検討委(自民七人、リベラル群馬一人、公明一人)を設置した。

 四選挙区の定数二増二減案には、都市部で議員が増え、町村の多い山間地で少なくなることを懸念する声が上がった。特に吾妻郡区は面積が広く、選挙区内に六町村あることから自民が現状維持を提案。定数一の選挙区が九つに増えることや一票の格差是正から、合区を含めた見直しを求める意見もあったが、次期県議選までに協議の期間が短いことなどを考慮し、付帯意見を付けた上で現状維持とした。県東部の市町で合併協議が進んでいることにも配慮したという。

 付帯意見では県民の理解を得られるように求めた上で、今後の区割り検討について「市町村合併や人口減少で合区の検討可能性が高まることから、関係自治体等への意見聴取等の手続きに十分な期間を確保できるよう、二〇年の国勢調査後、速やかに検討を開始すること」と明記した。

 

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