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【群馬】

10月衆院選 10代投票率低迷39・29%

 十月に投開票された衆院選で、県内小選挙区の十八歳と十九歳を合わせた十代の投票率が39・29%だったことが二十六日、県選挙管理委員会のまとめで分かった。全体の投票率51・97%を大きく下回り、昨夏の参院選の十代の投票率42・41%と比べても3・12ポイント減と低迷した。都道府県別では全国で二十四番目だった。

 県選管によると、十月の衆院選では、十代の当日有権者数は三万八千六百三十八人で県内有権者数の2・4%、投票者数は一万五千百八十人で県内投票者数の1・8%を占めた。

 十代のうち、十八歳の投票率は47・71%で、昨夏の参院選と比べて0・41ポイント低下した。十九歳はさらに低調で、昨夏の参院選を5・98ポイント下回る31・01%にとどまった。

 選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられて初の国政選挙となった昨夏の参院選で、県内小選挙区の投票率は十八歳が48・12%、十九歳が36・99%で、全体の50・51%を下回った。このため県選管は十代の有権者に選挙や投票への関心を高めてもらおうと、大学生が出演するテレビ・ラジオコマーシャルを制作するなど啓発活動に力を入れていた。

 県選管の担当者は「十九歳は大学進学などで住民票を地元に置いたまま、他の都道府県に転居しているケースもある。選挙のために帰省したり、不在者投票したりするのを面倒と感じて棄権する可能性が少なくないのでは」と推測する。その上で「今後も大学や高校への選挙の出前授業を行うなど地道に啓発活動を続けていく」と話した。

 県内三十五市町村で、標準的な投票率の投票所各一カ所を抽出して調査した年齢別投票状況では、最も投票率が低いのは二十代の31・40%。十代は42・60%でワースト二位だった。逆に最も投票率が高かったのは六十代の70・17%だった。 (石井宏昌)

 

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