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【群馬】

障害者虐待7件 16年度県内施設、性的虐待も1件

 県内の障害者福祉施設で二〇一六年度、職員による障害者への虐待が七件あったことが県のまとめで分かった。身体的虐待が最も多かった。個別のケースについて県は詳細を公表していないが、身体的虐待で重傷はないという。入所女性への性的虐待も一件あった。

 県によると、職員による虐待が確認されたのは障害者支援施設(入所)が三件、居宅介護が一件、障害者と雇用契約を結ぶ就労継続支援A型が一件、生活介護一件、障害児の入所支援一件だった。前年度の九件から二件減った。

 一つの事例で複数の虐待が行われているケースもあった。虐待の内容は障害者をたたく、足で押さえるなど身体的虐待が六件、暴言など心理的虐待が二件、二十代女性への性的虐待一件。虐待を行った職員の職種は、六件が障害者の日常生活に密着して仕事をする生活支援員、一件が看護職員だった。

 虐待があった施設に対し、県や地元自治体は改善指導や、改善計画を提出させるなど改善勧告を行った。

 障害者の家族や雇用先の事業主など施設以外を含め、県が把握している一六年度の虐待件数は二十七件(前年度比一件減)。内訳は施設七件のほか、家族や親族ら養護者による虐待が九件(四件減)、事業主ら使用者による虐待は十一件(五件増)。虐待種別では身体的虐待十二件、心理的虐待十件、放棄・放置(ネグレクト)五件、経済的虐待五件、性的虐待一件だった。

 県障害政策課の担当者は「施設への研修や関係機関とのネットワーク会議などを通じて虐待防止の強化に引き続き取り組む」と話した。 (石井宏昌)

 

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