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【群馬】

前橋育英、悲願の初優勝 全国高校サッカー

ガッツポーズを見せて、初優勝の喜びを共有する前橋育英イレブン=埼玉スタジアムで

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 2年連続、3度目の決勝戦で、ついに悲願達成−。さいたま市の埼玉スタジアムで開かれた全国高校サッカー選手権で初優勝を果たした前橋育英の地元前橋市では8日、同市千代田町の前橋テルサでパブリックビューイング(市主催)があり、来場した約200人の市民たちが歓喜に包まれた。 (菅原洋)

 試合は得点力が自慢の前橋育英が、再三にわたってゴールを狙う展開。しかし、昨年の全国高校総体(インターハイ)で優勝し、今回の大会で無失点を続けてきた流通経済大柏(千葉)に堅い守りでかわされた。

 会場では、前橋育英のゴールが外れるたびに「惜しい」「もう少しだったのに」と悲鳴とため息が漏れた。

 こうしたシーンが繰り返されただけに、試合終了の間際に念願の決勝点が入ると、会場の市民たちは立ち上がり、歓声と拍手で喜びを爆発させた。

 昨年十一月末、八人制サッカーの全日本少年大会県大会で初優勝したチーム「パレイストラ」に所属する前橋市の今井大河君(10)は「得点が入った瞬間、気持ちが良かった。将来はサッカー選手になりたい」と目を輝かせた。

 兄で中学校のサッカー部に入っている海(かい)さん(14)も「得点できない難しい時間帯が続いたけれど最後に入って良かった」と喜びを分かち合った。

 父の自営業伸幸さん(45)は「子どもたちのサッカーを応援している。二人とも前橋育英の選手たちのように、高校サッカーで頑張ってほしい」と目を細めた。

前橋育英の得点直後に大喜びする市民たち=前橋市で

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 太田市から足を運んだ会社員加藤朋之さん(26)は、小学校から高校まで九年以上サッカーを続けた。「流通経済大柏の守りは本当に堅かった。最後は両チームとも、いかに緊張感を持続させるかだった。前橋育英は気持ちと執念で競り勝った」と振り返った。

 前橋市の山本龍市長は「信頼の絆とたゆまぬ練習が、この栄光の原動力です。おめでとう」とのコメントを出した。

 県勢初の快挙に大沢正明知事も「県民に大きな夢と感動を与えてくれました。選手の皆さん、新しい年の始まりに素晴らしい贈り物をありがとう」とコメントを寄せた。

 

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