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【群馬】

JA前橋市 昨年末、LPガスボンベ交換中に火災 神社社務所全焼など陳謝

 JA前橋市(前橋市農業協同組合)が昨年末、市内でLPガス(液化石油ガス)のボンベを交換中に火災事故を起こしていたことが十五日、分かった。火災では神社の社務所が全焼するなどの被害を出し、男性三人が軽傷。JA前橋市は責任を認め、神社や組合員らに陳謝している。

 JA前橋市、神社、県警などの情報を総合すると、火災は昨年十二月二十五日午後一時十五分ごろ、前橋市小坂子町の八幡神社にある社務所で発生した。

 JA前橋市LPガスセンターの男性職員が、社務所の屋内にあった小型のガスボンベを交換していたところ、約一・五メートル離れた場所の灯油ストーブに引火したとみられ、ストーブなどが爆発した。作業中にガスが漏れた恐れがある。

 専門家からは「これほど火元の近くでガスボンベの作業をするとは危険だ」との指摘が出ている。

 爆発によって窓ガラスが吹き飛び、木造平屋約二十五平方メートルの社務所が全焼。いずれも隣接する約十平方メートルのトイレと札授与所の一部も類焼した。JA前橋市の職員、神主、参拝者がやけどなどの軽傷を負った。

 社務所では、五人前後の神社関係者が正月向けの札を売っており、多数の札や神社が所有する関係者の写真類などが焼失した。

 神社関係者は取材に「火災後にJAから担当者が来て謝罪文を渡され、補償してくれると受け止めている。こうした対応には納得している」と話している。

 JA前橋市は「JAの信頼を大きく失わせることであり、組合員、利用者、近隣の住民に大変ご心配をお掛けしました。二度とこのような火災事故を起こさないように取り組みたい」と陳謝している。今後は職員教育を徹底する方針。

 JA前橋市は組合員を中心に約八千軒の顧客がいる。県内では各農協の大半もLPガス事業を展開し、顧客は県内大手の計約四万八千軒を抱えている。(菅原洋)

 

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