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【群馬】

「道場」で雪かき極意 関東唯一の特別豪雪地帯・片品村

雪かき実習に取り組む参加者=片品村で

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 関東で唯一、特別豪雪地帯に指定されている片品村で、安全で効率的な雪かきのコツを学ぶ「上州雪かき道場」が同村花咲で開かれた。村社会福祉協議会(千明道太会長)などが共催した。

 東京や神奈川、愛知、大阪からの参加者も含め四十人が「入門」した。

 午前は、越後雪かき道場の上村靖司代表らが師範役となり「雪かき道十箇条」の「決して一人で除雪するべからず」「声掛け合い助け合って作業すべし」「不用意に軒先に近づくべからず」などの極意を伝授。屋外で小型除雪機の操作体験もあった。

 午後は地区の一人暮らし高齢者宅四軒で、雪かき実習をした。参加者は、母屋が軒先まで雪で埋まる状況に驚きながら、講師の助言で雪の塊の切り崩しや運搬、雪捨てに取り組み、汗を流した。

 沼田市から参加した清水さゆりさんは「雪かきの方法を忘れていたところがあった。皆で協力して除雪していきたい」と話した。

 社協の千明長三さんは「機械除雪に頼るのではなく、雪かき技術も伝承したいので、あえて(自分の力で)除雪してもらった」という。

 片品村では、高齢化が進み、除雪の担い手不足が深刻になっている。社協によると、除雪ボランティア「スノーバスターズ」を組織し、登録した村民約百人が除雪支援を行うが、豪雪災害時にすぐに活動できるボランティアの確保と、技術の継承・強化が課題になっているという。

 

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