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【群馬】

難病認定の「更新申請費」助成 前橋市18年度予算案

 前橋市は十三日、四月から難病患者の医療費認定について県への更新申請費を助成する新規事業を開始する方針を明らかにした。市によると、更新申請費としては、県内の自治体では初めての事業で、全国の中核市の中でも初めて。高額な医療費の負担や精神的に苦しむ難病患者と家族を支えるのが狙い。二〇一八年度の一般会計当初予算案に約千四百万円を盛り込んだ。 (菅原洋)

 難病患者は毎年度、指定される主要な病院で診断を受け、医師に更新申請用の臨床調査個人票を作成してもらう必要がある。

 ただ、五千円前後の作成費と、住民票や場合によっては必要な課税証明類の発行手数料は自己負担。患者からは市に対し、善処を求める声も出ている。

 このため、市は一人当たり五千円を助成し、一八年度は市内で約二千八百三十人の申請者がいると見込んでいる。

 国が指定する約三百三十の難病に患者として認定されたのは、市内では昨年四月現在で約二千六百七十人。

 更新申請をしても認められないケースもあるため、市は難病の認定を求める患者が新規事業によって負担が軽くなり、申請しやすくなることも期待している。

 一五年の難病医療法施行に伴い、助成対象の病気は大幅に拡充され、医療費の負担が軽減された。しかし、これまでの患者の薬代は全額免除から原則二割負担に増え、経済的に苦しむ患者も出ている。

 市保健予防課は「新規事業により、難病患者と家族の負担を少しでも和らげたい」と話している。

 

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