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【群馬】

盲目のピアニスト梯剛之さん招き 「リリコ・スピラーレ」20周年記念コンサート

本番に向けて練習するリリコ・スピラーレの団員=高崎市で

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 高崎市を拠点に活動を続けているフルートアンサンブルのグループ「リリコ・スピラーレ」が十八日、ピアニストの梯剛之(かけはしたけし)さんを招き、高崎シティギャラリーで二十周年記念コンサートを開く。

 梯さんは一九七七年、東京生まれ。生後間もなく小児がんで失明したが、音楽家の両親のもとで四歳半からピアノを学び、世界各地で演奏している。

 元群馬交響楽団第一フルート奏者でグループを主宰する関原博さん(75)は、梯さんの父で元NHK交響楽団ビオラ奏者の孝則さんと高校時代からの友人。群馬は剛之さんにとって初めてのリサイタルが中之条町で開かれるなどゆかりの地だという。

 記念コンサートは、関原さんの指揮でモーツァルトの「ディヴェルティメント」やレスピーギの「リュートのための古代舞曲とアリア」などを披露。モーツァルトのピアノ協奏曲第十一番で梯さんと共演する。

 グループは九七年に発足。二〇〇〇年から年に一度の定期演奏会のほか、病院や小学校などでボランティア活動をしている。団員は年齢は二十〜八十代と幅広く、職業も主婦や教師、医師などと多彩だ。軽井沢から約一時間かけて練習に訪れる人もいるという。

 節目のコンサートで梯さんとの共演が決まり約一年間練習を積んできた。八日夜も高崎市内の公民館に集まって約二時間、本番に備えて入念に調整した。

 関原さんは「ソリストとして世界的に活躍している梯さんを迎え、みなさんとともに楽しみたい」と話している。問い合わせは、リリコ・スピラーレ=電027(363)5264=へ。 (大沢令)

 

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