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【群馬】

自動運転実現へ国内初協定 自動車めぐり群大と三井住友銀

協定書を見せる平塚学長(左)と道広本部長=桐生市で

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 群馬大と三井住友銀行は十六日、自動運転自動車を生かした輸送サービスの実現に向けて協力することを定めた「次世代モビリティ社会実装研究に関する協定書」を締結した。銀行が持つ企業のネットワークなどを生かす。自動運転分野に特化した大学と銀行の連携は国内初という。 (原田晋也)

 群馬大は二〇一六年十月から桐生市内で自動運転車を実際に公道で走らせる実証実験を開始。同年十二月には「次世代モビリティ社会実装研究センター」を開設し、関連分野の企業や自治体と連携して自動運転を社会に生かす研究を進めている。

 今後、三井住友銀行は顧客企業のネットワークを生かした事業化支援や資金調達、生体認証や電子決済などの決済サービスなどの分野で協力する。銀行側はこの分野でビジネスチャンスを狙う顧客と群馬大の技術をつなげられるなどの利点があるという。

 桐生市の群馬大桐生キャンパスで開かれた会見で、群馬大の平塚浩士学長は「群馬は車社会だが少子高齢化が進んでおり、自動運転が必要だ。地域貢献のためにも研究を進めていきたい」と話した。

 三井住友銀行コーポレート・アドバイザリー本部の道広剛太郎本部長は「これまで日本では公道を走ってデータを取ることができなかったが、群馬大がドアを開いてくれた。集められたデータがこれからの開発に生かされていくだろう」と期待した。

 研究を担う群馬大の小木津武樹副センター長は「自動運転は無人で走る技術だけではなく、周辺の技術やサービスも育てなければならない。(協定で)総合力を高められる」と意義を強調した。

 

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