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【群馬】

喜び爆発 涙ぐむ姿も 「佐藤選手お疲れさま」

金メダル獲得の瞬間、喜びを爆発させる学生ら=高崎市の高崎健康福祉大で

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 二十一日夜に行われた平昌オリンピックのスピードスケート女子団体追い抜き決勝で、五輪新記録を打ち立て、金メダルを獲得した日本チーム。そのメンバーとなった佐藤綾乃選手(21)が通う高崎市の高崎健康福祉大では、金メダルが決まった瞬間、パブリックビューイング(PV)会場に集まった学生や教員ら約百五十人が歓喜に沸いた。

 佐藤選手の名前入りのタオルを首に掛けた学生らは大学名が入ったピンク色のバルーンをたたき、「ゴー、ゴー、レッツゴー綾乃」「ファイト」と熱い声援を送った。日本が終盤でオランダをとらえてリードすると、応援のボルテージは最高潮に。ゴールの瞬間、一斉に歓声が上がり、抱き合ったり涙ぐむ姿も。

 スケート部の入沢孝一監督(68)は「練習の成果をすべて出せて百点以上の出来。本当によく頑張った」とねぎらった。

 佐藤選手と同じ北海道出身で、女子主将の浅野実久さん(21)は「どんな場面でも緊張しないで、大きな舞台ほど力を発揮できる」とその胆力を強調。決勝の滑りを「プレッシャーに負けずにいつも通り落ち着いて滑っていた。お疲れさまと言ってあげたい」と喜んだ。

 ゼミで指導する講師の山西加織さんによると、スケートだけではなく学業に取り組む姿勢も真面目で、急がなくてもいい課題のリポートを今大会で八位入賞した三千メートルのレース後にメールで送ってきたという。

 学業とスケートを両立させている佐藤選手について、入沢監督は「勉強しながら世界を目指すということをしっかりやっている」とその姿勢を絶賛した。(大沢令)

     ◇

 大沢正明知事は「世界の強豪が集うオリンピックの舞台において、気迫あふれる力強い滑りで堂々と戦い抜く姿に勇気づけられ、深く感動しました。県民の誇りであり、今後のさらなる活躍を期待しています」とのコメントを出した。富岡賢治高崎市長は「すばらしい偉業。市民みんなが応援したかいがある」とコメント。県は二十二日に庁舎に懸垂幕を掲げた。同市も二十三日に同様に懸垂幕を掲げ、佐藤選手の金メダル獲得を祝う。

 

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