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【群馬】

旅館従業員向け託児所 県内温泉地で初 伊香保に

伊香保温泉の石段街=渋川市で(伊香保温泉旅館協同組合提供)

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 伊香保温泉旅館協同組合(渋川市伊香保町、加盟46軒)は労働力不足対策の一環として従業員用の夜間託児所を3月に開設する。県内の温泉地では初めての取り組み。(渡辺隆治)

 伊香保温泉の旅館街に隣接する市立世代間交流館の一室(約十六畳)を、窓ガラスに飛散防止シートをはるなどの改造をほどこして託児所スペースとする。

 利用できるのは宿泊客が多い土曜と祝日前日の午後六時から十時まで。対象は組合加盟旅館の従業員(契約社員やアルバイトも含む)の満一歳以上の子ども。看護師ら二人が子どもの相手をする。利用料は一時間五百円で、うち二百円は雇い主の旅館が負担する。

 事前に利用の申し込みが必要。三月分は申し込みがなかったため、実際に子どもを預かるのは四月からになる見通し。

 温泉ブームの半面、旅館やホテルの労働力不足は深刻化している。サービスの低下が懸念されるほか、部屋は空いているのに予約を断ったり、休館日を設けたりするケースが伊香保温泉でもあるという

 同組合は、育児中の人が安心して子どもを預けられる施設があれば、育児のため離職した人の復帰を後押しできるのをはじめ、新たな働き手を確保する一助になるとして、夜間託児所を設けることにした。

 渋川市も二〇一六年七月から、温泉街に近い伊香保保育所で日曜祝日の昼間、市内の保育所・保育園に通っている子どもを対象に、希望があれば無料で預かっている。

 伊香保温泉は年間約百四十四万人(一六年度)の観光客を集める県内有数の温泉地。

 

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