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【群馬】

天明の大飢饉での教訓 後世に 太田で恒例の焼き餅会

囲炉裏を囲んで餅を丸め、焼く女性たち=太田市で

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 太田市高林南町の高林神社で恒例の「焼き餅会」があった。江戸時代に浅間山大噴火が影響したとされる「天明の大飢饉(ききん)」での教訓を後世に伝承しようと一九七五年から続けられている。

 同地区には飢饉時の食料不足の中、雑穀などで作った焼き餅で飢えをしのいだとの言い伝えが残る。

 神楽殿の囲炉裏(いろり)の周りでかっぽう着姿の女性たちが米粉を丸め、大根葉や高菜を具にし炭火にかけた炮烙(ほうろく)の上で焼き上げた。初めて参加した紅(くれない)子ども会育成会会長の小杉結加(ゆか)さん(41)は「逆境の中、生き抜いた先人たちの知恵を再現する行事に参加できたことは貴重な体験になりました」と話した。 (粕川康弘)

 

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