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【群馬】

「今は草津へ行こう」 別府市、HPに広告掲載 噴火打撃のライバル温泉を支援

草津温泉街を後押ししようと、大分県別府市がホームページに掲載している広告

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 十二人が死傷した草津白根山の噴火後、宿泊キャンセルが相次いだ麓の草津温泉街を後押ししようと、大分県別府市が「今は、別府行くより、草津行こうぜ。」と呼び掛けた広告を市のホームページに掲載している。互いに全国有数の温泉地としてライバル関係にあるが、「熊本地震で同じ苦労をした」と支援を買って出た。

 広告は木の板で湯を混ぜる草津名物の「湯もみ」のデザインを背景に「元気があってこそライバル。」「Go!草津」などと激励。二月十六日付の一部新聞に掲載し、同二十日以降は別府市が運営する観光情報サイトにも表示した。

 日本温泉協会によると、二〇一一年現在で草津温泉は温泉の「自然湧出量」が、別府温泉はポンプのくみ上げなどを含む「総湧出量」がそれぞれ全国トップ。長野恭紘別府市長は自身のフェイスブックで「東西王者の対決は一時休戦。」「こぞって草津行こうぜ!」と呼び掛けた。

 こうした動きに、インターネット上では「粋でかっこいい」「別府の心意気に感動」などと称賛の声が相次いでいる。

 噴火は一月下旬に発生し、草津温泉旅館協同組合によると、火口から約五キロ離れた草津温泉では噴石や火山灰の影響はなかったが、同三十日までの宿泊予約のキャンセルは延べ約三万三千人に上った。

 その後は安全性に問題はなく、新たな予約も多く入ってきているが、影響は残っている。担当者は「温かい支援に感謝し、町全体で頑張っていきたい」と話している。

 

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