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【群馬】

太陽の鐘を突こう! 前橋で31日 完成記念イベント

 芸術家の故岡本太郎さん(一九一一〜九六年)が制作した造形作品「太陽の鐘」が、前橋市千代田町の諏訪橋に近い広瀬川河畔緑地に設置され、三十一日に市民らが鐘を突くイベントなどが開催される。その後は鐘を突く撞木(しゅもく)は固定され、当面は突けなくなる。 (菅原洋)

 岡本さんは旧東京美術学校(現東京芸術大)に入学後、パリなどで芸術を学び、ピカソに感化された。大阪万博のシンボルタワー「太陽の塔」で知られる。

 太陽の鐘は直径約一・二メートル、高さ約二・四メートルで、鐘をつるす台と一体となった作品。一九六六年に制作され、静岡県のレジャー施設に設置されていたが、九九年の閉園後は人目に触れる機会がなかった。

 そこで、前橋市出身のコピーライター、糸井重里さんらが協力し、市へ寄贈された。修復費など三千万円以上は市内の企業でつくる「太陽の会」が負担。市は鐘を置く場所の基礎工事に約二千八百万円を出し、置く場所のデザインは建築家藤本壮介さんが手掛けた。

 鐘を突くイベントは午後一〜五時、現地で先着順に受け付ける予定。無料で、事前予約は不要。撞木は長さが約二十四メートルもあるため、突くには数人が協力する必要がありそうだ。その後はイベントなどで不定期に突ける機会を設ける見込みだが、次回は未定。

 イベントに先立ち、午前中に緑地内で植栽があり、正午から鐘の完成記念式典が開かれた後、地元アーティストや子どもたちが鐘を舞台にしたパフォーマンスを披露。緑地内に模擬店も出店する。

 

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