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【群馬】

特殊詐欺が2年連続増加 253件で前年比31件

県などが作成した自動音声で還付金詐欺への注意を呼び掛けるパネル

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 主に県内で発生した振り込め詐欺を中心にした特殊詐欺の件数が昨年1年間で253件(前年比31件増)と2年連続して増加した実態が、県警の調査で分かった。手口がキャッシュカードや電子マネーに絡めて巧妙化しているが、被害総額は約4億2350万円(同約1億5090万円減)と減少し、振込限度額の設定などで被害が小口化しているのが背景にあるとみられる。

 内訳は「オレオレ詐欺」が139件(同36件増)で、被害額は約2億8330万円(同約160万円増)。キャッシュカードに関連した手口が増えている。

 「架空請求」は66件(同25件増)となったが、被害額は約8000万円(同約6170万円減)だった。電子マネーを悪用したケースが目立っている。

 金融機関などが未然に防止した件数は296件で、防止した総額は約4億3140万円。検挙件数は107件で、人数は48人だった。

 県警生活安全部は「オレオレ詐欺の被害者は高齢者が多いが、架空請求は幅広い年代が狙われ、全体的に手口が巧妙化している。キャッシュカードや電子マネーが絡んだ話は、疑って掛かってほしい」と呼び掛けている。 (菅原洋)

◆県内のATM50カ所で 音声で注意喚起

 県や県警は、人を感知し自動音声で還付金詐欺への注意を呼び掛けるパネルを作成した。県内のスーパーなどにある無人のATMコーナー50カ所に置く予定。

 A3サイズのアクリル板で、県のマスコット「ぐんまちゃん」をあしらった。近づくと「その振り込み大丈夫? ATMでお金は戻りません」と音声が流れる。

 

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