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【群馬】

不登校生ら入学の全寮制「白根開善学校」 記録映画、21日に高崎で上映

映画の一場面で、100キロ強歩に挑戦する生徒

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 不登校や中退経験者らさまざまな子どもたちを受け入れている全寮制の私立学校「白根開善学校」(中之条町)が、生徒たちの成長する姿を描いた記録映画「やさしさの500日」を制作した。七月に創立四十周年を迎えることを記念し、二〇一六年十月から約一年半かけて撮影した。同校の佐々木克典理事長(64)は「学校の日常を通し、互いに信頼し合って成長する子どもたち、生徒に本気で向き合う教師の姿を見てほしい」と話す。 (石井宏昌)

 白根開善学校は、昨年十二月に八十六歳で死去した本吉修二さんが東邦大教授を辞職し、一九七八年に私財を投じて開校した。当初は中学部だけだったが、その後、高等部を開設した。

 本吉さんの「人はみな善くなろうとしている」との教育理念に基づいてさまざまな子どもたちを受け入れ、卒業生は千人以上に上る。ピザ窯づくりなど体験学習や少人数教育に力を入れ、四月からは中学部・高等部で生徒三十四人が学ぶ予定だ。

 映画は、寮で暮らしながら学ぶ生徒や教師の日常生活、百キロを目標に歩き続ける同校の行事「百キロ強歩」に挑戦する姿などを撮影し、六十七分にまとめた。佐々木理事長は「生徒たちの生き生きとした姿を写してもらえた」と話す。

 前橋市出身の桜井顕監督(69)は「子どもたちが大きく成長し、より善く変わっていく姿を記録できた。その背景にある先生方のやさしさをカメラを通して見ることができた」とコメントを寄せた。

 同校は本吉さんをしのび、二十一日午後一時半から、高崎市のホテルメトロポリタン高崎で「感謝の会」を開き、会場で映画を上映する。参加無料。問い合わせは白根開善学校=電0279(95)5311=へ。

 

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