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【群馬】

安中消防署が車両使い対応訓練 「電車脱線、けが人多数…」を想定

車両から負傷者を運び出す訓練に取り組む参加者=安中市で

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 安中消防署は電車事故などに備え、多数の傷病者が発生した場合の対応訓練を行った。安中市松井田町横川の「碓氷峠鉄道文化むら」で保存展示されている車両を使い、同署と松井田、郷原両分署の署員ら約八十人が参加した。

 二〇一六年一月の軽井沢スキーバス転落事故では安中消防署員も出動しており、事故などで多数の要救助者が出た場合に適切に対応できるようにすることが目的。先着隊の基本的対応、治療の優先度を決めるトリアージ、治療、搬送といった災害時医療、安全管理などが内容で、同署では初めての総合訓練となった。

 電車が脱線し、乗客から「乗員、乗客に負傷者がいる」と通報を受けた−との想定。負傷者が多数のため災害派遣医療チーム(DMAT)やドクターヘリなどのほか、長野県側へと次々に出動要請。だが別の事故の発生で応援が来られなかったり、救急隊員が車内から転落して負傷したりするなど訓練中に次々と状況を変化させながら実施した。

 署員らは負傷者役の二十一人を車両から救出して治療し、病院へ搬送するまでの対応に取り組んだ。佐藤文男署長は「初めてで反省点もあるが、有意義な訓練ができた。機会があればバス事故の対応も実施したい」と話した。 (樋口聡)

 

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