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【群馬】

中学の部活「週休2日以上」 高校は原則「多様な教育に配慮」 県教委が方針

 中学・高校の部活動のあり方を検討していた県教育委員会は、休養日の設定など部活動の適正な運営に関する方針をまとめた。スポーツ庁が策定した運動部活動のガイドラインにほぼ沿った内容で、部活動の休養日を中学校は週二日以上、高校も中学に準じて原則は週二日以上とした。だが高校は各校の「多様な教育に配慮する」として「少なくとも週一日以上」と設定。学校の実態などを踏まえて今後も検討するとした。(石井宏昌)

 一日付で市町村教委や県立学校、中高の校長会や体育・文化団体、保護者団体などに通知した。公立学校だけでなく、私立学校も学校法人等の設置者と連携して取り組む。

 方針は運動、文化両部活動が対象。中学では休養日のうち一日は土日曜とした。夏休みなど長期休業中は中学は土日を休養日に、高校は学期中の休養日に準じる。活動時間は中高とも平日は二時間程度、土日など学校休業日は三時間を目安とする。だが高校では長時間にならない範囲で各校の状況に応じて設定する。

 県独自の項目では、朝練習を部単位で一律、一斉に行わないよう配慮することや、各校に部活動の取り組みを評価する検討委を設置し、地域や保護者と連携して改善に取り組むことなどを盛り込んだ。

 高校の部活動休養日について、県教委健康体育課の担当者は「国のガイドラインにのっとり原則として中学に準じるが、中高で生徒の体力や経験も異なる。高校は各校で取り組みの違いがあることなども考慮し、幅を持たせた」と説明。「地域や保護者を含め、意識を変えることが必要。基本的な考えとして週二日以上休むという意識を共有してほしい」と語った。

 部活動についてはスポーツ庁が三月、教職員の多忙化解消や子どもの負傷リスク軽減の観点から運動部活動のガイドラインを策定。県教委も「教職員の多忙化解消に向けた協議会」の中で検討し、一月に提言を受けた。今回の方針はこれらを踏まえて策定した。県の方針を受け、市町村教委や各校で方針を作成し、保護者や地域と連携して取り組む。県教委は取り組み状況を定期的に調査する。

 

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