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【群馬】

56年目 新入生に苗木 17年度シチズン賞・清水辰吉さん

苗木を選ぶ親子を見守る清水さん(手前左端)=安中市で

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 安中市立後閑小学校で9日、入学式が行われ、新入学児童に記念樹となる苗木を贈り続けている同市上後閑の元県職員清水辰吉さん(90)が、今年も新入学児童14人にサクラ、モモ、クリなどの苗木を贈った。(樋口聡)

 清水さんは、長女の小学校入学記念にと、スモモとブドウを自宅庭に植えたのを機に、その翌年の一九六三年から地元小学校の新入生に入学記念として苗木を贈り続け、今年で五十六年目。昨年の五十五回目の苗木贈呈を伝えた本紙記事から社会貢献が認められ今年一月、広い分野で市民を顕彰する昨年度のシチズン・オブ・ザ・イヤー(シチズン時計主催)を受賞した。

 同小体育館での入学式後、苗木の贈呈式があった。清水さんは「木は空を突くように大きくなり花も咲かせ実もなる。大人になっても木を見て入学時のことを思い出し、『植えといて良かった』と思ってもらえれば」などと語りかけた。その後、新入生が父母らとともに苗木二本ずつを選んだ。

 横田千紗さん(6つ)は、父の善昭さんと母の香緒里さんとともにモモとツツジの木を選んだ。善昭さんは「親子で入学記念に植え、子どもの成長とともに見守りたい」と話した。同小の神部孝之校長は「児童が苗とともに成長していく今日がスタート。親にとっても入学の日に植えた記念になる」と、苗木の贈呈に感謝していた。

 

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