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【群馬】

館林63軒 水道トラブル 東部水道企業団 管工事原因、修理費補償へ

 館林市北西部の二十二町にある六十三軒で、水道管工事に伴ってさびが給湯器や洗濯機に詰まる被害が発生し、工事をした県東部の各市町の水道部門でつくる群馬東部水道企業団(太田市)は十七日、一軒につき数千円から二万円程度かかる修理費を補償する方針を固めた。企業団には、市民から「シャワーの出が悪くなった」「風呂や洗濯機の給水時間が二倍以上かかるようになった」などの苦情が相次いだ。企業団は責任を認めて陳謝した上で「健康に悪影響はない」と説明している。

 企業団の館林支所によると、昨年八月〜今年三月の工期で一帯の水道管を取り換える工事をしたところ、取り換え後に勢い良く水が流れ、水道管に付着していたさびがはがれて流された。このため、さびが給湯器や洗濯機の中にある網状の部品にたまり、水の出が悪くなったという。

 一帯は水道水の原水が地下水であることから、鉄の成分を含み、水道管にさびが付きやすいとみられる。企業団が一帯の水道水を検査した結果、水道法の安全基準は満たしていた。

 被害は昨年十一月〜今年二月に西高根町を中心に発生し、大半の住宅では水道業者を呼んで実費で修理。市民からは「企業団が早く修理してほしい」「実費を補償するべきだ」などと求める声が寄せられた。

 企業団は水道管の洗浄作業を進め、今月十六日の時点で被害の発生は解消されたと確認したという。今回の被害に関連し、五月末までに修理費が発生した市民には補償する予定。

 企業団の館林支所は「市民に大変なご迷惑とご心配をかけ、おわびします。補償にはきちんと対応したい」と謝罪している。 (菅原洋)

 

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