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【群馬】

樹齢800年の古木咲く 館林・つつじが岡公園

推定樹齢800年の「勾当内侍遺愛(こうとうのないしいあい)のツツジ」=館林市で

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 館林市花山町の「つつじが岡公園」が赤、白、ピンクなどおよそ一万株のヤマツツジなどツツジの花に覆い尽くされ、所在地の名のとおり「花山」に姿を変えている。早咲きや遅咲きのツツジ百品種あまりが咲き乱れているかのようだ。

 同市出身で宇宙飛行士だった向井千秋さんがスペースシャトル・コロンビア号に搭乗した際に持っていった種から育てた「宇宙ツツジ」もある。

 一帯は古来、ヤマツツジが自生していた。また、江戸時代初期の一六二七年に館林城主榊原(松平)忠次が領内の旧新田郡尾島町花見塚(現在の太田市)からツツジの古木群を移植したと伝えられる。

「ほらほら、これこれ」と来場者が詰めかけるのは新田義貞が妻のために植えたとされる「勾当内侍遺愛(こうとうのないしいあい)のツツジ」だ。樹齢八百年と推定される園内一の古木だ。鮮やかな花色も力強い樹勢も周囲のツツジに負けず劣らず見事な存在感を見せている。長寿にあやかろうと記念写真を撮る人も後を絶たない。

 「今年はいつもより十日ぐれえ早く咲いちゃったよねえ、早く見に来た方がいんじゃねん」と笑顔で話すのは七十年以上ツツジを見続けている地元の八十代の女性。五月十日まで「つつじまつり」開催中。まつり期間中の入園料は大人六百二十円(中学生以下無料)。花の咲き具合で入園料が下がる場合がある、問い合わせは市つつじが岡公園課=電0276(74)5233=へ。 (粕川康弘)

 

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