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【群馬】

安中「東山道古代まつり」 国司を出迎える「境迎」など再現

国司などにふんした人たちの行列=安中市で

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 古代に律令(りつりょう)制度の確立により全国に置かれた地方行政官「国司」一行を碓氷郡司が出迎える「境迎(さかむかえ)」の儀式や、往時の行列の様子を再現する「東山道古代まつり」が、安中市松井田町横川の「山吹の郷」で開かれた。

 山吹の郷は、中山道整備以前の古道「東山道」の関所「関長原の地」とされ、都から東国への国境の重要地と位置付けられている。地元の歴史を後世に伝えて郷土愛を育んでもらおうと、同郷内に「防人(さきもり)の館」や東山道の一部を再現した「歴史探訪ロード」などを整備する「うすいの歴史を残す会」(柴崎龍吾会長)が開催した。今年で十四回目。

 まつりでは、同会員や松井田高校野球部の生徒ら二十人が太宰府へ赴く防人飛鳥隊、北方へ向かう板東鎮兵隊に扮(ふん)し、国司役の梅沢英明・松井田高校長や郡司役の上原久志・市立臼井小校長に続き、関長原の関所までの行軍を披露した。

 関所では、郡司役の上原さんが出迎え「人情厚く物産にも恵まれている。長く在任し、ご精力賜りたい」と献上品を贈った。国司役の梅沢さんは「東国の要、強い信頼を寄せている。責を立派に果たす」と謝辞を述べ「境迎」の儀を再現。来場者は約千三百年前の儀式を興味深く見守った。 (樋口聡)

 

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