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【群馬】

ごみ排出量 全国ワースト5位 生活系可燃ごみ 10年連続最下位

ごみ減量に取り組む「食べきり協力店」登録ステッカー(県提供)

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 二〇一六年度の県民一人一日当たりのごみ排出量は千五グラムで、都道府県別で全国ワースト五位だったことが環境省の調査で分かった。前年度比で二十六グラム(2・5%)減り、全国順位も前年度のワースト三位から改善したが、依然下位に低迷。家庭から出る生活系収集可燃ごみの一人一日当たりの排出量は記録のある〇七年度以降、十年連続で全国最下位となった。 (石井宏昌)

 ごみの総排出量は前年度から3・1%減の七十三万三千七百九十七トン。一人一日当たりの排出量も減ったが、全国平均の九百二十五グラムを八十グラム上回った。一人一日当たりの生活系収集可燃ごみは五百六十七グラムで前年度より八グラム、1・4%減らしたが、全国平均の四百十五グラムより百五十二グラム多かった。リサイクル率は15・7%で前年度の15・4%から改善し、順位も四十一位から三十六位に上がった。

 県総合計画では、ごみ排出量を一九年度に一人一日当たり九百十三グラム以下、生活系収集可燃ごみは同四百六十四グラム以下とし、リサイクル率を25%以上にする目標を掲げる。

 ごみ減量がなかなか進まない現状について県廃棄物・リサイクル課は「複数の要因が複雑に絡み合っているが、生活系のごみの影響が大きい」として県民の意識の問題を指摘する。県が一四年度に実施した県民意識調査で、約84%が県内のごみ排出量や全国順位で下位に落ちこんでいることを「知らない」「あまり知らない」と回答した。

 このため県は生活系可燃ごみを主な対象に減量への取り組みを実施。生ごみや食品ロスの削減に向け、「使い切る」「食べきる」などを訴える「3キリ運動」、飲食店や食料品店に量の調整や少量販売などに協力してもらう「ぐんまちゃんの食べきり協力店」登録を進める。

 同課の担当者は「ごみ削減は着実に改善しているものの、目標達成のためには一層の取り組み強化が必要。県民の意識改革のために普及、啓発を進めていく」と話した。

 

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